中小企業によるPLM導入事例

八鹿鉄工株式会社

PLMで設計業務の効率化と開発力の強化

ダイジェスト

課題・背景

長期5年経営計画で開発力強化が一番大きな目標として挙げられていた。

目標を達成するためには社内で設計成果物を共有できる環境の構築が必要であった。

設計成果物のうち、当初の予定ではCADデータ管理だけが目的であったが、将来的な発展性も見据え、変更管理に強いWindchillの導入を決定。

また取引先とのチーム設計において、離れた拠点でも設計作業が可能になるように、クラウド化も実施。クラウドを導入することによって、不測の事態に備えてデータのバックアップ体制も万全に整えた。

ソリューション/テーマ

PLMソリューションである「Windchill」を採用。

導入ではゼネテックのベストプラクティス適用サービスを利用し以下のテーマを短期間で成し遂げた。

・CADデータ管理 (Creo Parametric)

・E-BOM管理

・クラウド対応

成 果

個人設計からチーム設計へ移行できたことによりコンカレントエンジニアリングが可能となり、設計LT短縮が期待されている。

また、製品情報をCADからE-BOMに連携し統合管理することができるようになり、図面の流用率の向上、設計情報の先祖返りといったミスの低減などといった設計品質の向上も見込まれている。

インタビュー

クライアント 会社概要

社名八鹿鉄工株式会社
設立年月日1941年2月
本社所在地兵庫県養父市
資本金55,000,000円
代表者寺田 謙二
事業内容農業用機械・生活関連機器製造業
主な取引先ヤンマーアグリ(株)、ヤンマーグローバルエキスパート(株)、ヤンマーグローバルCS(株):京都府、中国:大連氏)

※2020年3月時点

クライアント 商品一例

たまねぎピッカー

除雪機

コンバインカッター

大豆脱粒機

にんにく植え付け機